昨年末に入厩したカレンベラッジオ。
新しい環境に慣れてもらいたかったのと、試験期間に入ってしまったのと、冬でインドアしか乗る場所がなかったのとで、しばらくは放牧のみで過ごしていました。
岩手にきて3ヶ月、初めての外馬場です。
お外に行くのがとても嬉しかったようで馬装のときからビービーといなないていました。
満足して帰って来たみたいなので良かったです。
初めて見たベラッジオの印象は”立派”、”良い馬”でした。
とても大きな馬で、体高170cmはあるなと思いました。
医大の馬運車に乗せかえる為に引き手を持つとベラッジオがとても賢く優しい馬だということがわかりました。おそらく初体験であろう横積みの馬運車でも、パニックで暴れだすことなく、必死に考えながらおとなしくしていました。声をかけてあげると必ずその人の方に視線を向け、一生懸命に聞いてくれます。
岩手に到着した次の日、少し乗ってみました(今回の動画です)。
またがってみると大きさは感じませんでした。
歩様はきれいで、キャンターは一歩一歩弾むようで気持ち良いです。
雪が積もっていることもあり、狭いインドアでしか乗れませんが早く大きな馬場で乗りたいと思いました。
まだジャンプはしていませんが、とても期待しています。
競馬時代の画像ではとても男らしい気の強い子を想像していたのですが、本当に甘えん坊でかわいいです。人に触ってもらうのが大好きなようです。
人に気持ちを伝えようとしてくれるので、とてもコミュニケーションがとりやすいと感じました。良い関係が築けるようにしていきたいと思います。
ニックネーム考え中です。
ほっぺに初めて騎乗したときの映像です。
新馬とは思えない冷静さをもっていて、初めて見るクロス障害も素直に越えていきます。勇気のある馬だと思いました。
障害を越えるのが初めてとは思えない、奇麗なバスキュールをとることに驚きました。
ほっぺは”ノーザンキッズ”という名で走っていた元競走馬で、2008年4月に岩手医科大学馬術部に入厩しました。
医大に来る初めての牡馬ということで、”うまく暮らしていけるのだろうか”と不安もありましたが、実際にほっぺと対面するとそんな不安は一気に吹き飛んでしまいました。
なんておとなしく、可愛らしい馬だろう!!ほっぺを見た誰もがそう思いました。”本当に牡馬だろうか?”と思いました。
入厩してすぐに医大のアイドルになりました。
ほかの馬たちとも仲良く放牧できました。
海外乗などにも行きましたが、どんな場所でもパニックにならず常にマイペースなところも、どこまで障害馬として活躍できるのか期待してしまうポイントです。
新入部員も引き馬のできる、医大で一番安全な馬です。
ほっぺを紹介してくださった高柳さん、前オーナー様、ほっぺを育ててくださった皆さん、本当にありがとうございました。
この先ほっぺが幸せな生活を送れるよう皆で頑張ります。
輸送を手配してくれた宮本さん、八丸さん、菊池さん、ありがとうございました。
2009年3月 リグループ合宿の様子です。でもメインは、はるこさんを載せたかったダケ(笑)
はるこさんの本間におもろい動画がなかったのが悔やまれる…次頑張ります!!